皆さんは、自分の車のヘッドライトはきちんと前を照らしていると感じていますか。
恐らく大半の方の答えは「イエス」でしょう。
しかし、実際はそうではありません。検査基準内にない車は約50パーセントあります。
ではなぜ、自分の車のライト角度はずれていないと感じるのでしょう
それはほとんどの方が運転する道はきちんと街灯の整備された道路だからです。
だからヘッドライトの角度(光軸)は多少ずれていても、街灯のおかげでちゃんと前は見えるのです。
これなら、少々ヘッドライトがずれていてもあまり自分ではあまり気になりませんよね。。
左の矢印のネジが光軸調整ネジです。車種によってはかなり奥まった所にあり、
特殊工具がないと調整できないものもあります。
通常、国産車であればプラスドライバーが8ミリのレンチで回せるものが多いです。
外車は8角レンチを使うものや6ミリレンチを使うものや様々です。
車検の時には、このヘッドライトの角度(光軸)をきちんと調整します。
調整に使う機械は、ヘッドライトテスターです。壁に照射して適当に合わせる業者も
あるようですが、まず、検査基準値にきちんと光軸を入れるのは、至難のワザでしょう
でも、対向車のライトがとてもまぶしく感じたりすることはありますよね。
あれは、その車のライトが右よりにあるいは上向きにずれているからなのです。